一般名処方について
当院では、医薬品の安定供給と患者様への安全な医療提供を目指し、後発医薬品の使用促進に取り組んでおります。近年、一部の医薬品において供給が不安定な状況が続いています。このため、当院では、必要に応じて特定の医薬品名を指定せず、一般名処方（有効成分に基づく処方）を行うことがあります。
一般名処方とは、医薬品の「商品名」ではなく、有効成分を処方箋に記載する方法です。これにより、供給不足のリスクが軽減され、複数の医薬品から同じ有効成分を持つものを選び、患者様に必要な治療を柔軟に提供することが可能となります。厚生労働省も推奨するこの方法により、供給不足が発生しても治療の途絶を最小限に抑えることができます。
一般名処方のメリット
- 供給不足時でも代替医薬品を容易に選択可能
- 患者様の安全を第一に考え、必要な医薬品を確保
- 後発医薬品の使用促進により医療費の効率化が図れる
厚生労働省関連ページ：
- 後発医薬品に関する情報
後発医薬品に関する基本情報や政策についての詳細が記載されています。 - 医薬品の安定供給について
医薬品の供給不足に対する政府の対応や最新の供給状況が確認できます。
一般名処方に関してご不明な点がございましたら、当院の医師または薬剤師までお気軽にご相談ください。